月、火、木、金 9:00~12:30 15:00~18:30
土 9:00~12:30 14:00~17:30
休診日 水曜、日曜、祝日
AGAとはAndrogentic Alopeciaの略で男性型脱毛症のことです。 思春期以降、急激に増える男性ホルモンの変化の影響により、前頭部から頭頂部にかけての髪が細く薄毛化する症状です。前頭部・頭頂部のいずれかが薄くなる場合もあれば、両方同時に症状が出る場合もあり、その進行度スピードは人によって様々です。
AGAは遺伝などの要因により男性ホルモンの変化が毛根に働きかけ、正常な髪の生え変わりリズム(毛周期・ヘアサイクル)を営めなくなるため症状を発します。 毛周期(ヘアサイクル)とは、毛髪を生成する毛乳頭細胞が最も盛んに活動して、太く長く毛髪が成長している状態の「成長期」(2~6年間程度)と、毛乳頭細胞が毛根の深い部分に退縮して毛髪の伸長活動が低下する「退行期」(2週間程度)、そして毛乳頭細胞が活動を止め成長を終えた毛髪が脱落の準備に入る「休止期」(3~4か月程度)という3つの期を繰り返し過ごす頭髪の生え変わりサイクルの事です。 このヘアサイクルが乱れ成長期が短縮すると、毛髪はしっかりと太くなる前に成長を終え生え変わってしまいます。このいわゆる毛髪のミニチュア化が薄毛の状態を作る、これこそがAGAなのです。また、人間の毛髪はこの毛周期を40~50サイクル営んだ後、その細胞分裂を止めるとも言われています。
当クリニックはザガーロ、フィナステリド・およびそのジェネリック医薬品などの内服薬での治療を行っております。医師の診察にてその方に合わせた治療法をご提案致します。また治療の経過に関しては、通院時に撮影する写真を比較する事で客観的に判定し、治療に対する満足度も重要な治療の指標と考えています。クリニックは患者さんが安心して続ける事の出来る治療を、提供していきたいと考えています。 主な治療薬は以下になります。
◆◆ザガーロ カプセル0.5mg(一般名:デュタステリド)GSK株式会社
効能・効果: 男性における男性型脱毛症
効能・効果に関連する使用上の注意
用法・用量:男性成人には、通常、デュタステリドとして0.1mgを1日1回経口投与する。
なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与する。
用法・用量に関連する使用上の注意
※待ち時間はほとんどありません。
◆プロペシアの後発品ジェネリック(フィナステリド)が発売されました。
※プロペシア及び後発品フィナステリドは1錠1mgです。当院では今後後発品(ジェネリック医薬品)のフィナステリドをメインに扱います。
※後発品のフィナステリド(ファイザー社)は、院内に在庫があり、予約なくても待ち時間を最小限にして、院内にて処方します。先発品のプロペシア(MSD社)の処方については、院内に在庫はなく、処方希望の方は完全予約前金制となります。
※プロペシア(及び後発品フィナステリド)はAGA(男性型脱毛症)に対する薄毛治療の薬(発毛剤)です。効果として薄毛・抜け毛の原因となる男性ホルモンの発生を抑えます。副作用として性欲減退・インポテンツがあり国内での臨床試験では発現率は1,0%未満です。男性におけるAGA(男性型脱毛症)のみの適用です。未成年に対してプロペシアの処方はできません。女性に対する適用はありません。妊婦、妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性はプロペシアを服用不可です。効果が確認できるまで通常6ヶ月以上の連続してのプロペシア服用が必要です。
※服用時の注意事項:服用中の方は献血が禁止されていますので、プロペシアを服用中で、献血する方は事前に服用していることを担当者にお伝えください。錠剤を割らないようにしてください。割れたプロペシアが妊娠中の女性の体内に吸収されると胎児に影響するおそれがあります。プロペシア(及びフィナステリド)を服用していると、前立腺癌のマーカーであるPSA値に影響を与えることがわかっています。検査前にプロペシア(及びフィナステリド)を服用していることを医師に申し出てください。